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緑の象の群れが導く ホートンワークスの次世代データ処理のデファクトスタンダードとは

time 2017/04/27

緑の象の群れが導く ホートンワークスの次世代データ処理のデファクトスタンダードとは

 大規模データ処理技術のオープンソースであるHadoopを用いた製品を展開しているホートンワークスジャパン(以下、ホートンワークス)が2017年度の事業戦略の説明会を開催しました。
同年3月に執行役員社長に就任した廣川裕司氏(以下、廣川氏)の就任あいさつに加え、今後5年で起こるデータ市場の拡大に対応するための次世代データプラットフォームの提供や、パートナーや顧客数の拡大など今後の成長戦略について説明がありました。

 2017年3月に就任した廣川氏はICT業界で30年以上のキャリアを積み、日立製作所参事部長やサンマイクロシステムズ株式会社執行役員営業本部長などを歴任後、オープンソースソフトウェア(OSS)分野では世界トップベンダーである米国レッドハット社の本社副社長兼レッドハット株式会社の代表取締役を7年以上務めた経歴があります。
そんな廣川氏が今回就任したホートンワークスは、業界最速で100M$を達成した成長スピードを誇り、エンタープライズ向けにオープンソースのデータプラットフォームを開発、販売で業界をリードしています。

2017年度の事業戦略を説明する廣川裕司執行役員社長

 ホートンワークスは、3匹の緑の象の群れをマスコットにしており、すでに世界ではIBMやシスコ、Accentureをはじめ2100社以上のパートナーを持つが、日本国内ではNECや日本HPなど12社にとどまる状況だ(4月21日現在)。そこで、今回発表された成長戦略には大きく3つの指針が示された。一つは、海外での成長スピードを武器に日本でも「最も成長の早いソフトウェア企業」を目指すこと。
そしてApache HadoopやHortonworks DataFlow(HDF)・Hortonworks Data Platform(HDP)を中心とした自社パッケージを次世代データプラットフォームのデファクトスタンダードにすること、顧客やパードナーから最も信頼されるデータ処理基盤のリーダーとなることを掲げています。

パートナー戦略についてはさらに具体的な話として、コミュニティの拡大のためのマイルストーンが示されました。

ホートンワークスが目指すコミュニティ拡大へのマイルストーン

 このマイルストーンでは、5年後に10,000人規模のコミュニティへの成長を目指すとされている。すなわち、IoTやWebデータのさらなる普及によって増え続けるデータを蓄積・処理していくために、ホートンワークスの製品を愛用してくれるファンの獲得にも力を入れていくということをさしています。

 さらに、IoTの拡大に伴う膨大なデータを処理する次世代データ処理基盤製品として、2015年8月下旬に買収したNiFiやリアルタイム処理の「Apache Storm」による「HortonWorks DataFlow」やLLAPにより大幅にHiveインタラクティブクエリを高速化し、データサイエンス向けにApache Spark2.1とZeppelin 0.7に正式対応、AWS・Azureでいち早く利用可能になるHDP2.6のリリースを発表しました。

Hortonworks DataFlowの活用例

 今回の事業説明の中では顧客への広がりについてもコメントがあり、具体的な会社名として、ヤフージャパンやLIXIL、リクルートなど大手企業への導入が進んでいることも紹介されました。

また、三菱ふそうトラック・バス株式会社のCIOルッツ・ベック氏も登壇され、自社での活用事例について紹介されました。ベック氏はデジタライゼーションの重要性を強調し、トラック業界のみならず自動車業界の中でデジタライゼーションされた企業、データドリブンの企業として業界をリードしたいと語り、その中でホートンワークスは重要なパートナーとして位置づけられるとした。

三菱ふそうトラック・バス株式会社CIOのルッツ・ベック氏

 データドリブンのビジネスやIoTが進むことでますます増え続けるデータに対応するためその処理基盤の普及が急がれるとこである。ホートンワークスの提供する次世代データプラットフォームが日本のIT市場をどのように開拓していくか注目されます。

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